「中古車を買う」と一言に言っても、その選択肢は広範囲にわたる。車の種類だけでなく、その走行距離や外装の状況、事故車か否かなど、自分の予算と照らし合わせながら、ピンからキリまでの中古車の中から一台を選ぶ。何でもそうだと思うのだが、安いものがいい。ただ、安ければいいという問題ではない。車は長く使用するものだから、その場でより安いものをというより、長い目で見て得をする買い方をしなければいけないと思っている。
こんな経験がある。初めて中古車を購入した時のことだ。とにかく費用を安く抑えることだけに専念して、破格の値段で購入した。しかし、その車はすぐにエンジンやタイヤなど整備不良を起こし始め、結局半年ももたないまま廃車することになった。しかたなく、二台目を購入することになったのだが、前回の経験を生かして、一台目の倍額の値段の車を購入した。それは一年以上走り続けたが、やはり不具合が起きだして廃車処分となってしまった。
さすがに三台目は長持ちするものを購入したいと思い、新古車と呼ばれるいわゆる新車に近い状態の中古車を購入した。この車は2年以上経っても正常に走り続け、さらには、この先車が不要になった時には買取業者に相談すればお金が戻ってくる可能性も秘めているというのだ。この買取については、最初の購入時には毛頭なかった発想である。最初からこの新古車を購入していれば…という後悔の念にかられたのは言うまでもない。やはり安いものは安いだけの理由がある。長い目で見て得をする買い物をするためには、初期費用はある程度覚悟する必要がある。良質なものは買取という手段もあるということも忘れずに。以上、中古車購入に学んだ教訓である。